仕事中の眠気、あなたはどうしていますか?
昼食後の昼下がり、特に眠気がMAXになる方も多いことでしょう。
もちろん出勤直後の午前中に強い眠気がくる方もいらしゃいます。
私は後者(午前中に強い眠気がある)のケースが多いです。
眠気が解消されないまま勤務を続けると、業務効率の低下やうっかりミスに繋がります。
仕事中に居眠りをしてしまうと厳重注意の可能性も…。
眠気で損をしないために、今回は仕事中の眠気解消のための方法をいくつか取り上げたいと思います。
十分な睡眠時間確保と早寝早起きが基本
基本的な眠気対策は、やはり十分な睡眠時間の確保と早寝早起きの習慣化になると思います。
パソコンやスマートフォンを使う作業は就寝時間の2~3時間前を目安に終了を目指します。
コーヒーや紅茶等カフェインを含む飲み物も、就寝時間の3~4時間前になったら飲まないようにしましょう。
平日睡眠不足である分休日に長時間睡眠を取る「寝だめ」は逆効果と言われています。
これは日光による体内時計の調整が上手くおこなわれず、夜型生活に繋がってしまうためなのです。
できるだけ、休日も出勤日と同じ就寝・起床時間をキープするように努めましょう。
良質な睡眠を取るためのアドバイスは下記の過去記事にて詳しくご紹介しています。
猫背を避け姿勢を矯正、時々体を伸ばすストレッチを

画像出典:ぱくたそ
椅子に座って業務をしている方は、猫背にならないように注意しましょう。
猫背の状態で座っていると呼吸が浅くなって体内に取り込める酸素の量が少なくなります。
脳に送られる酸素の量も必然的に減少するため、眠気が引き起こされる原因になり得ると言われています。
猫背を改善するためには椅子に深く腰掛け(腰を椅子の背もたれにくっつける)ことを意識しましょう。
次に顎を引いて(首側に持って行って)背筋をピーンと伸ばすように心がけます。
こうすることで効率的に酸素を取り込むことができ、脳にも酸素が行きわたり眠気の解消に繋がります。
業務中に時々血行を促進させるストレッチ(背伸び・屈伸等)をおこなうことも有効です。
パソコンを使って仕事をしている場合は画面からできるだけ目を離して(40cm以上が推奨)目の負担を和らげるのもおすすめ。
参考までに、眠気防止のため立った姿勢で仕事をするオフィスも増えています。上司・幹部に相談し許可を取った上でぜひお試しください。
眠気覚ましに効くと言われるツボを押してみる
人間の体のいたるところには「ツボ(経穴)」と呼ばれる、指で押すことで体の調子を整えることができる部分があります。
眠気覚ましに効果的と言われているツボもいくつかありますのでご紹介しましょう。
いずれのツボも、少し痛いけれど気持ちが良い(イタ気持ち良い)と感じるぐらいの強さで押すことがコツです。
◆晴明(せいめい)
左右の目頭上の、やや鼻寄りにあるくぼんでいる部分です。
親指をくぼみに当てて、くぼみの奥に指をキュッと入れるイメージで押しましょう。
◆太陽(たいよう)
こめかみの中で、やや目尻に寄っている部分にあるくぼみです。
人差し指でくぼみの淵ににひっかけるようなイメージで、前方に押し出します。
◆風池(ふうち)
首の後ろにある、髪の毛の生え際部分のくぼみです。
大きなくぼみなのでわかりやすいのではないかと思います。
親指でくぼみの淵にひっかけるようにして押し上げましょう。
◆中衝(ちゅうしょう)
中指の生え際から約2~3mm下にあるツボです。
ツボ押ししたい指と反対側の親指と人差し指で中指をつまんで押します。
(例:右手の中指のツボ押しをしたいなら左手の親指と人差し指でつまむ)
深呼吸のリズムに合わせながら押すのがおすすめです。
◆労宮(ろうきゅう)
手のひらの中心にあるツボで、位置の目安は手を強く握りしめて拳を作った際に中指と薬指が当たる部分です。
反対側の手の親指でグリグリと押し込みます。
(例:左手のツボ押しをしたいなら右手の親指で押し込む)
眠気解消以外にも血行促進や精神安定の効果もあります。
時間や環境が許されるなら社外への散歩や仮眠で眠気を解消
企業によっては、昼休み(もしくは1時間ほどの休憩時間)に社外への外出が許可されているところもあるでしょう。
これを活用してオフィスの外へ少し散歩に出て体を動かすのも眠気解消に効果的な行動の一つ。
屋外に出ると新鮮な酸素を取り込みやすいので、少し散歩をするだけでも眠気を解消できるでしょう。
昼休みに仮眠を取ることも有効です。机に突っ伏して仮眠を取る際は約20分を目安に、寝過ごし防止アラームも設定しておいてください。
(私は業務再開時間の5分前まで仮眠をしてしまっていますが…)
仮眠に入る前にコーヒー・紅茶等カフェイン入りの飲み物を飲んでおくと、目覚めた際の脳のスッキリ度が増すのでおすすめです。
近年では大企業を中心にオフィス内に仮眠室を設けている企業も出てきています。
仮眠室がある企業の中でも、自由に使っていいところと使う前に許可を取る必要があるところとで分かれています。
お勤めの企業の規則を確認してから、ぜひ有効に活用してください。
顔・上半身に冷たい刺激を与えてみる
昼食を取った後に歯磨きをする方も多いと思いますが、歯磨きのついでに冷たい水での洗顔も試してみましょう。
水の冷たい刺激、水圧を顔に与えることで眠気を解消できる可能性があります。
女性の方でメイクを落としたくない場合は、冷たい水を含めたタオルを首筋や腋の下に当ててみてください。
上半身に冷たい刺激を与えることで目が冴えて業務に集中できるかもしれません。
様々な種類がある眠気解消グッズを駆使する
世の中には様々な眠気解消グッズが流通しています。
近年ではミントを使ったグッズの人気が高いようです。
主な眠気解消グッズには次のようなものが挙げられます。
◆ミントスプレー
眠気解消の効果がある香りを室内空間や布製品に吹きかけ、その香りを吸入して眠気解消を試みます。
持ち運びがしやすいスティックタイプの他に、据え置きに適したものもあります。
◆ミントスティック
ミントスプレーと少し似ていますが、こちらは吸入口がありこれを鼻に差し込んで香りを吸入するタイプ。
鼻の奥に爽快感が行きわたることで、眠気の解消が期待できます。
鼻通りを良くする効能もあるので、鼻水等で鼻通りが良くない時に使う方も多いようです。
◆アロマオイル
眠気解消の効果があるペパーミント、レモン、ローズマリー、ユーカリ、ハッカ等のアロマオイルを焚いて香りを吸入します。
アロマオイルを焚くための道具「アロマディフューザー」は大型だから使いづらいのではと思う方も多いかもしれません。
ですが、火や電気を使わずに使えて小型サイズの充電式のものがありますし、直接オイルを染み込ませて使うアロマストーンもあります。
上司から許可を得ていれば手軽に使えそうなので試してみる価値は大いにあります。
ただ、鼻が敏感の人もいますので、香りが強すぎて周囲のスタッフに迷惑をかけないように注意してください。
眠気覚ましの定番、カフェイン入りの飲み物・タブレット・ガム

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眠気解消のためのアイテムとしての定番は、やはりコーヒー・紅茶に代表されるカフェイン入りの飲み物やタブレット菓子、ガムでしょう。
カフェインは摂取してもすぐに効果が現れるわけではありませんので要注意。
摂取してから約30分経過して初めて効果が現れると言われています。
例えば昼休憩明けにスタートダッシュを切りたい時や、重要な会議が控えている時はその時間の30分前を目安に摂取すると良いでしょう。
ここぞという時は眠気除去薬を服用。習慣化に注意
ここまでにご紹介してきた対策では不十分かな、心配だなと思われる方もいらっしゃるでしょう。
実は、ドラッグストアで購入できる「眠気除去薬」というお薬があるのです。
カフェインが多く含まれている錠剤や液剤となっており、適切に服用すれば眠気をスムーズに解消させてくれます。
ただし、毎日眠いからといって日常的に服用するのは禁物です。
日常的に服用を続けているとカフェイン中毒になる恐れがあります。
あくまでも眠気が強すぎる時、どうしても眠ってはいけない時の頓服薬として服用してください。
極力、眠気除去薬に頼らなくても自力で眠気をコントロールできるようになることが理想形です。
それでも眠気が取れない…場合は睡眠関連の病気にかかっているかも
上記のような対策を試してみても、どうしても眠気が取れないという方は睡眠関連の重篤な病気にかかっている可能性があります。
早寝早起きの習慣があるにも関わらず、日常生活の中で突如非常に強い眠気が襲ってきて我慢できずに眠ってしまう「ナルコレプシー」等です。
その他の睡眠関連の重篤な病気としては「睡眠時無呼吸症候群」「特発性過眠症」等が挙げられます。
仕事中や日常生活でのストレスが強い眠気の原因になることも。
睡眠関連の病気かもと心配な方は、無理をせず睡眠外来や精神科、心療内科等の受診を検討してください。
専門的なアドバイスを受けながら仕事中の眠気を克服しましょう。
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