せっかくの一人暮らしも隣人が出してくる騒音で台無しに…

複数世帯が同じ建物で生活するマンションやアパート等の集合住宅。
隣の部屋から聞こえてくる騒音で、せっかくの一人暮らしも台無しになっていませんか?
・テレビやラジオ、スピーカーの音量が大きすぎる
・友人や家族を多数呼んで大声で会話したり歌ったりしている
・電話中の話し声が大きすぎる
・洗濯機や掃除機等家電製品の動作音が気になる
こういった近所トラブルは、できるものならお互いにトラブル無く穏便に解決したいものですね。
今回は隣人が出してくる騒音にお悩みの方に向けて、やってはいけない解決法と穏便に解決する方法をご紹介します。
記事の後半では防音のためのテクニック・グッズも紹介していますので、騒音対策の参考にしていただければと思います。
直接苦情を言うと返り討ちに合う危険が!
まず最初にお伝えしておきたいことは、自分一人だけで解決しようとしないということです。
自分が直接騒音の原因となっている住人へ注意をしに行くと、訪問された側はいきなりのことでびっくりすると思います。
穏便に話をして説得することができたらまだましなのですが、中には逆上(逆ギレ)してきつい言葉をかけてきたり、暴力を振るってきたりする人もいます。
過去には騒音を注意しに行った人が、逆ギレした隣人によって殺害されたという恐ろしい事例も…。
騒音源は隣の部屋とは限りません。上下階の部屋や斜め隣の部屋、隣のさらに隣の部屋から出ているという可能性もあります。
騒音源が特定できない状態で隣人宅へ注意しに行っても、「私はそんなことやっていない」と反論され、別のトラブルに発展するかもしれません。
絶対に一人で直接注意しに行くことはしないでください。
また、誰にも相談せずに一人で我慢して抱え込んでしまうことも避けるべきです。
隣人の騒音問題を解決するためには、管理会社や不動産会社、大家さんといった賃貸物件の管理者へ相談して仲介に入ってもらいましょう。
何はともあれまずは物件管理者へ苦情相談を
入居者同士のトラブルの相談先は、物件管理者である管理会社・不動産会社・大家さんとなります。
入居時に管理者の連絡先を教えてもらったかと思いますので、その連絡先へ電話等で連絡しましょう。
単純に「隣の部屋からの騒音が気になる」という被害を訴えるだけでなく、下記の内容を具体的に伝えると管理者側も対応しやすくなります。
・いつ頃から騒音が気になるのか
・どんな騒音なのか(テレビの音?騒ぎ声?家電の動作音?)
苦情を受け付けた管理者は、全ての入居世帯に向けてチラシ投函で注意を呼びかけたり、騒音源と思われる入居者の部屋へ行って注意・説得をしてくれます。
改善が見られない、余計深刻になっている場合は退去勧告を出してくれることもあります。
注意してほしいのは、面倒くさがって真摯に対応してくれない管理者もいるということです。
管理者へ相談した際は対応態度を含めてメモを取っておき、万が一外部機関(自治体・警察・弁護士等)へ頼らざるを得なくなった際の証拠資料として残しておきましょう。
防音テクニック・グッズで騒音ダメージを軽減させよう

管理会社・大家さんに掛け合ってみたものの、解決に至るまでには多少の時間がかかります。
それまでの間は多少耐え忍ぶ必要があるのですが、防音テクニック・グッズを使いこなすことで一定の騒音ダメージを軽減させることができます。
下記を参考に、自分にできそうなことからぜひ試してみましょう。
隣室との境になる壁に家具を置いて防音壁の代わりにする
隣室からの騒音は、壁を伝って響いてくるケースがほとんど。
部屋にタンスや本棚等大きめの家具がある場合はこれを防音壁代わりにしてみましょう。
家具を隣室との境になる壁に沿って、壁から約1cmほど開けて配置します。
こうすることで壁と家具の間に空気の層ができるため、防音効果の向上が期待できます。
遮音シートを貼って本格的な騒音予防
遮音シートはホームセンター等で購入できるので、入手難易度は低いと思います。
カッターナイフで切り取って簡単に大きさの調整ができる樹脂製のものがおすすめ。
きれいに剥がせるタイプの両面テープで貼れば、賃貸物件でも安心して施工ができます。
ついでに遮音シートの上から壁紙を貼って模様替えするのも楽しいでしょう。
耳栓・イヤーマフの使用で解決できることも
もし、音量が小さめの騒音の場合は耳栓やイヤーマフ(ヘッドフォン型の防音グッズ)を使うことで解決できる可能性もあります。
耳栓は素材も遮音性も様々で、用途や好みに合わせて多彩な商品の中から選べることがメリットです。
アメリカ軍関係者も愛用しているイヤーマフは高い遮音性を誇り、愛用している方も多いようです。
片方だけの使用では厳しいという場合は、耳栓とイヤーマフを併用してもいいかもしれないですね。
ただし、常時着用していると痛みや難聴等耳に負担をかける恐れがありますので、時々外して耳を休ませてあげましょう。
解決困難の場合は警察への相談・引っ越しの検討が必要かも
今回は隣の部屋の住人から出る騒音について、やるべきではない対処法や相談方法、防音グッズ等を紹介してきました。
ここまで紹介した方法を試してはみたものの、根本的な解決が難しい場合は警察へ相談しましょう。
いきなり110番へ通報するのではなく、最寄りの警察本部相談センターへ繋がる番号#9110へかけて「相談」から始めるのがおすすめです。
平日の昼間のみの対応のため時間のタイミングが合わない場合は相談が難しいですが、今すぐの対処が必要ではない心配事を秘密厳守で相談を受けてくれます。
この番号へ相談しても解決に至らない・より一層深刻になっているという場合に110番への通報に踏み切りましょう。
警察が介入しても一向に解決に至らない場合は、心苦しいですが引っ越しの検討が必要になるかもしれません。
マンションやアパートといった賃貸物件なら引っ越しのハードルは比較的低いものです。
追い詰められてしまった際は最後の手段として別の場所へ逃げるという選択肢があることも覚えておきましょう。
今回の記事を通じて、隣人の騒音問題に悩まされている方が少しでも穏やかに日常生活を送れることを願っています。